苦肉の策から生まれる考え
ちょっと空いてしまいました。
脚の付け根を痛めて、そっと練習していた私です。
怪我、痛みがあるとやりたいこともできなくて、憂鬱。
でも、なんとか痛みが出ない方法で、
動ける身体を作りたくて、
色んな方法を生み出す結果になり、
実は良い経験だったかもしれません。
良いことと悪いことはバランスが取れているなと思う今日この頃です。
全身を一体化させる想像力
昨日、一昨日の土日はまた場所を借りて練習することができました。
今課題であるアクロバット、リバースマカコ、マカコ。
リバースマカコは着地の衝撃がすごくて、
音も響き渡るし、足も痛いしで、絶望的。
マカコもできる気がしないレベル。
でも、私が脚の付け根を痛めたことで、
１つ学んだことあります。
「部位」で動かないということです。
人間の体には関節がたくさんあるので、
無意識に動くとついてこれていない関節が関係ない動きをしてしまい、
エネルギーが集約できない。
それが怪我にもつながる。
でも個体全体で動いているという意識を持つと、
一箇所に痛みが出ないし、
驚くほど体のまとまりができる。
例えば、ヨガのポーズ。
私はヨガインストラクターをしているので、
よく生徒さんにポーズに対して
「どこの筋肉を使うとできますか？」
「どこを鍛えれば良いですか？」
と聞かれます。
これに対し、どこを使うポーズですと言えなくもないのですが、
全体のハリで整っているのがポーズだと私は思います。
ハリ＝ファシアならば、
人体の隅々に行き渡る膜、「ファシア」を有効にするのが、
ポーズを完成させるコツだと思うのです。
これは運動中だけでなく、
日常生活においても言えることで、
ふとしたことで私のように股関節を痛めてしまったり、
腰痛や四十肩なども起きてしまいます。
これらも全身のつながりについての意識がないことから、
起きてしまうことのように思うのです。
そのためには何をしたら良いのか。
筋トレではなく、
想像力ではないかと思います。
例えば、自分をアメーバのような骨、関節などのない生き物だとしたら、
目的の動作について、全身で対応しなけなりません。
または、北欧のおもちゃ「スフィアボール」を自分だとしたら、
全方位に均等に開いたり閉じたりする意識が生まれて、
どこか一箇所に頼ることなく、
全身が助け合って動くことができます。
↓スフィアボール
それを踏まえて、
身体能力を上げるために何かもっと求めるとするならば、
腹筋、コアトレーニングだと思います。
特に下腹部、もっと立体的にいうとビキニパンツエリア全て。
それと肋骨を締め、胃を背中側に収めること。
胸骨と尾骨を最短距離で結びつけること。
中心が定まってから、
あらゆる方向につながりを持って、手足を使うことができた時、
初めて動ける身体となるのだと思います。
ですが、この意識が脳の神経回路に通常運転として組み込まれるまで、
相当な時間がかかると思われます。
なぜならすぐに、意識するのを忘れてしまうからです。
まずその意識を持ち続けることが、
最大のトレーニングだと思います。
土日の成果…
そんなこんなで、
一生懸命つながりを意識しだした成果がこちら↓
Flow Acrobatics intermediate（中級）最初のシークエンス
１つ言い訳をすると、
靴下を忘れてしまい、
足をスライドさせるたび摩擦で火傷してしまうので、
フロアワークは動きにビビりが出ています(^^;;
初心者は靴下必須。
まだまだ、下手すぎて情けない動きです。
画質を落とさないとアップできないので、
モヤモヤですが、
モヤモヤがちょうど良い下手くそ具合です。
引き続き、全身のつながりを意識していきます。
あとアクロバットは瞬発力。
体操トレーニングを検索してみます。
では♪
